この辛さはうつ病?自律神経失調症の違いと具体的な症状、対処法

風邪のような症状から動機や息切れなど、身体になんらかの不調が生じているのに、病院を受診してみても異常が見つからない。原因不明のその症状、実は「自律神経失調症」かも知れません。

自律神経失調症は他の病気と間違いやすく、自己診断で薬を飲んでも一向によくならないので、症状が長引いてしまうことも少なくありません。また、精神的な不調を伴うこともあるので、うつ病と間違いやすいのも特徴です。

いずれにしても、自己診断では正しい治療を受けることができません。

こちらでは自律神経失調症の症状や原因、改善方法をご紹介しています。

自律神経失調症の症状とは?うつ病との違いは?

自律神経失調症の症状は多岐に渡ります。

また、1つ1つではなく、いくつかの症状が同時に発症することもあります。そして、必ずすべての症状が見られるわけではありません。いずれも風邪などの症状と間違いやすいのですが、薬を飲んだり安静にしていても症状が一向によくならないのが特徴です。

実際に市販薬で症状が改善しないことから病院を受診する方が多いのですが、症状が長引くと日常生活にも支障をきたす場合があるので、不審に思ったらすぐに医師に相談してみましょう。

体に現れる症状

頭痛

痛む場所や頻度は様々で、その度合いも人それぞれです。

普段から頭痛を抱えている方は気づきにくいですが、その他の症状も併せて発症することが多いので、頭痛の延長線上と考えずに注意して体調を観察することが大切です。

眼精疲労、まぶたの痙攣

疲れ目や眼精疲労など、目がしょぼしょぼしたりまぶたが重い感じがする、涙やめやにが出やすくなるなど目の症状が現れることもあります。

また、まぶたの痙攣は自律神経の症状の中でも、代表的なものの1つです。目を特別酷使していないのにこれらの症状が出る場合は、1度自律神経失調症を疑ってみましょう。

のどの不調

風邪の時のようにのどに痛みを感じたり、イガイガ感や異物感を感じることがあります。

食事の時に飲み下しづらく感じたりといった症状も現れますが、風邪に似ているので見逃しやすい症状です。

口内の異常

口の中が異常に乾いたり、反対に唾液が過剰に分泌されることもあります。

また、食べ物の味を感じづらくなったり、いつもと違った味に感じる場合もあります。

心臓・血管・循環器の異常

動機やめまい、立ちくらみやのぼせ、冷え、息切れ、大量発汗など、症状は多岐に渡ります。酷い時には立っているのもままならなくなったり、呼吸困難に陥ってしまうことも。特に持病がないにも関わらずこれらの症状が現れる際は、自律神経が乱れている可能性が考えられます。自律神経が乱れていると血流が滞るため、これらも代表的な症状です。

消化器系

胃炎や吐き気、便秘や下痢など胃や腸の不調が現れることもあります。

食欲が減退することもあるので、体力が低下しやすくなってしまいます。

生殖機能の不調

EDや生理不順など、男性も女性も生殖器に不調が生じる場合があります。

筋肉痛・関節痛

特に運動をしたわけでもないのに、筋肉や関節に痛みが生じることがあります。

皮膚

大量発汗や、逆に汗をまったくかかさくなったりと、発汗機能に異常が生じることがあります。また、皮膚にかゆみを覚えることも。

手足の異常

手足のしびれや痛みといった症状が現れることもあります。

その他、全身の不調

倦怠感や微熱、震えといった全身の不調は、自律神経失調症の中でも最も現れやすい症状の1つです。眠りが浅くなったりなど、睡眠障害が生じることもあります。

心に現れる症状

感情的になる

急にテンションが上がったり、怒ったりと、感情がコントロールできなくなります。

感情の起伏が激しくなり、情緒が不安定になります。

不安になりやすくなる

特にきっかけがなくても、大きな不安感に襲われてしまい、何も手がつかなくなることもあります。

思考がネガティブになる

悲観的になり、落ち込むことが増えてしまいます。

また、それまで気にも留めなかったことでも、ネガティブな方向に考えてしまうことがあります。

やる気が出ない

何事にもやる気がでず、無気力な状態が続きます。

集中力が低下する

集中力が低下し、物忘れが多くなります。酷くなると仕事や学業に支障をきたしてしまうこともあります。

うつ病との違い

このように自律神経失調症は心身の不調を伴いますので、時にはうつ病と間違われやすいのが特徴です。

自律神経失調症もうつ病も、ともに神経の乱れが原因で体や心に様々な症状が現れます。しかし、決定的な違いは交感神経と副交感神経のバランスです。

私たちは交感神経の働きによって日中活動的に過ごし、副交感神経の働きによって夜は体と頭を休めます。つまり簡単に言うと、交感神経はアクティブに動くための神経、副交感神経はリラックスするための神経です。

自律神経失調症はこの交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうことで引き起こされますが、うつ病は交換神経と副交感神経の働きが両方とも鈍くなってしまいます。

こうした違いは自己診断が非常に難しく、必ず専門家による診断が必要です。

「自分は自律神経失調症だ」「自分はうつ病だ」と思い込まず、心配な時は必ず病院を受診し、しっかりと診断を受けるようにしましょう。

自律神経失調症を改善するには?

自律神経失調症はストレスや生活習慣の乱れが原因で引き起こされます。

自律神経失調症を改善するには、健康的で規則正しい生活を送ることが大切です。

規則正しく生活する

本来私たちの体は日が高いうちは活動的に動き、日が沈む頃には家に帰って体を休めるようにできています。しかしライフスタイルの多様化によって、それらのバランスが乱れて自律神経を失調してしまう人が増えてきています。

しかし、仕事の都合、ライフスタイルを変えるのは容易ではありません。そんな時は毎日決まった時間に起きて、決まった時間に寝るだけでも十分効果があります。また、食事もできるだけ決まった時間にとり、生活のリズムを体に刻むことが大切です。

良質な睡眠時間を確保する

十分な睡眠時間を確保し、睡眠の質を高めましょう。

入眠をスムーズにするためには、寝る前30分~1時間には電気を消して部屋を暗くしてしまうのがおすすめです。こうすることで体が自然と入眠モードに入り、すんなりと寝つけるようになります。

食事のバランスを整える

栄養バランスを整えることは、心身の調子を整えることにも繋がります。

偏った食生活や過度な食事制限は控え、できるだけ多くの栄養素をバランス良く摂取するようにしましょう。とはいえ毎日栄養満点の食事を用意するのは、忙しい現代人にとってはなかなか難しいかも知れません。そんな時はサプリメントに頼るのもおすすめです。

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